寒い冬の日、温かいシャワーやお風呂に浸かりたい気持ちは誰しもが感じるもの。
しかし、近年「コールドシャワー」、つまり冷たい水を浴びることが注目を集めています。
特に、健康や美容、精神的なリラックス効果を期待し、取り入れる人も増えてきています。
コールドシャワーは一種の習慣として取り入れられつつありますが、冬の寒さの中で冷水を浴びることは本当に体によいのでしょうか?
この記事では創業40年の『水風呂・チラードットコム』が、コールドシャワーを浴びることで得られる健康効果と、冬場に試す際のポイントについて詳しく解説します!
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冬のコールドシャワー(冷水シャワー)の効果

コールドシャワーとは、文字通り冷たい水でシャワーを浴びることです。
一般的に、10~15℃の水で30秒〜1分間程度シャワーを浴び、体を冷やします。
この健康法は、海外ではすでにポピュラーな習慣となっており、特に北欧諸国やロシア、アメリカなどでは「アイスバス」や「コールドプランジ」として広く知られています。
これらの地域では、寒冷地でも積極的に冷水療法が取り入れられ、健康や美容の効果を得るために実践されています。
では、冬に冷水シャワーを浴びることは実際に可能なのでしょうか?
結論から言うと、冬でも十分に実践できますが、注意点もあります。
夏場は外気温が高いため、冷水を浴びても体が急激に冷えることは少なく、むしろ体温を下げるのに快適さを感じる人も多いでしょう。
しかし、冬の冷水シャワーは、外の気温が低いため、体が冷えすぎないように注意する必要があります。
特に、シャワー後に体温が急激に下がりすぎると、免疫力が低下したり、風邪を引きやすくなる可能性もあるので、適切な温度設定とタイミングを守ることが重要です。
冬のコールドシャワーのメリット
冬の冷水シャワーは、体に多くのメリットをもたらします。
短時間でも効果的に体調を整えることができ、下記の効果が期待できます。
免疫力アップ
冷水を浴びることで免疫系が活性化し、風邪を引きにくくなります。
寒さに耐えることで、体がウイルスに対して強くなります。
血行促進
冷水で血管が一時的に収縮し、その後再び拡張することで血行が促進され、体の循環が良くなります。
特に冷え性の改善に効果的です。
疲労回復
冷水シャワーは、運動後の筋肉の回復を早め、疲労感を軽減します。体のリフレッシュにも最適です。
自律神経を整える
交感神経が活性化され、集中力がアップします。朝のシャワーで目覚めが良くなり、一日が快適に始められます。
ストレス耐性向上
冷水によって適度なストレスが与えられ、日常的なストレスにも強くなります。
体がポカポカ温かくなる
シャワー後、冷水で一時的に冷えた体が血行促進によって温まります。
寒い冬でも体が温かく感じられます。
冬のコールドシャワーのデメリット
冬にコールドシャワーを浴びることで得られるメリットは多いですが、注意しなければならないデメリットも存在します。
特に初心者や体調が優れない時には、冷水が体に与える影響を十分に理解した上で実践することが大切です。
体が冷えすぎる
冬は外気温も低く、冷たい水に触れることで体温が急激に下がりやすくなります。
特に初めて冷水シャワーを浴びると体が冷えすぎてしまう可能性があるため、長時間浴びることや、温度の低すぎる冷水の使用は避け、無理なく徐々に慣らしていくことが重要です。
冷えすぎると体調を崩す原因にもなりかねません。
心臓や血圧への負担
急激な温度変化が体に与える影響は大きく、特に心臓や血圧に負担をかけることがあります。
冷水に入ることで血管が収縮し、心拍数や血圧が上昇するため、高血圧や心臓疾患を持っている人は注意が必要です。
体に少なからずストレスがかかるため、無理に冷水を浴びることは避けましょう。
初心者にはキツい
コールドシャワーが初めての人にとっては、冷たい水を浴びるのは非常に勇気がいる体験になります。
特に冬は冷水の温度が低いため体が驚いてしまい、最初のうちは呼吸が乱れたり、体が硬直したりすることがあります。
初心者は最初から長時間浴びるのではなく、短時間から始め、体を徐々に慣らしていくことが大切です。
冬にコールドシャワーを浴びる正しいやり方とコツ

冬にコールドシャワーを浴びる際は、体に過度の負担をかけないように正しい方法で行うことが重要です。
いきなり全身に冷水を浴びるのはNG!
特に初心者は、段階的に体を慣らしていくことが大切です。
以下に、初心者向けのステップとコツを紹介します。
① まずは手足から(心臓に負担をかけない)
最初は、いきなり全身を冷水で浴びるのではなく、手や足、腕などの末端部分から始めましょう。
これにより、体全体が冷水に順応する前に、心臓にかかる負担を軽減できます。
手足を冷やすことで、体が冷たい水に慣れ、徐々に全身に冷水をかける準備が整います。
② 徐々に時間を伸ばしていく(最初は10秒でもOK)
初心者のうちは、いきなり長時間シャワーを浴びるのは避けましょう。
最初は10秒程度でも十分です。
体が冷水に慣れてきたら、徐々に時間を伸ばしていき、最終的には30秒〜1分程度を目安にしてみてください。
少しずつ時間を延ばすことで、体の負担を最小限に抑えつつ、コールドシャワーの効果を実感できます。
③ 呼吸法を活用する(ウィム・ホフメソッドなど)
冷水に浴びる際には、呼吸法をうまく活用することが非常に効果的です。
ウィム・ホフメソッド※のような深い呼吸を意識して行うことで、冷水の刺激に対する耐性が高まります。
呼吸を深くゆっくりと行い、リラックスしながらシャワーを浴びることで、体が冷水に対して過度に緊張せず、リラックスした状態で行うことができます。
おすすめの時間帯(朝 or 夜?)

結論、コールドシャワーは朝がおすすめです!
コールドシャワーを浴びる時間帯は、その効果を最大限に活かすために重要です。
どちらの時間帯にも利点がありますが、特におすすめなのは朝です。
朝にコールドシャワーを浴びると、まず目覚めが良くなり、スッキリとした気分で1日をスタートできます。
冷水を浴びることで交感神経が活性化し、体がシャキッと目覚め集中力もアップします。
これにより、仕事や勉強などの生産性向上が期待できます。
また、冷水を浴びることで代謝が促進され、体温が上がります。
これによって、寒さを感じづらくなり、冬の冷え込みに対しても耐性がつきます。
朝のコールドシャワーは、体を目覚めさせ、エネルギーをチャージするのに最適な時間帯です。
一方、夜寝る直前にコールドシャワーを浴びるのは注意が必要です。
冷水は交感神経を活性化するため、寝る前に浴びると逆に眠りにくくなることがあります。
リラックスして寝たい夜には、コールドシャワーではなく、ぬるめのお湯でリラックスする方が良いでしょう。
もし夜にシャワーを浴びる場合は、寝る2時間以上前に済ませるようにすると、睡眠への影響を最小限に抑えられます。
お風呂と組み合わせる「温冷交代浴」のやり方
温冷交代浴は、温かい湯と冷たい水を交互に繰り返すことで血流を促進し、自律神経を整える効果的な入浴法です。
この方法は、体を温めたり冷やしたりすることで、血液循環を良くし、リフレッシュしたい時や疲れを取るのに最適です。
さらに、ストレス解消や免疫力アップにもつながります。
温冷交代浴の基本の流れは、以下の通りです。
まず、湯船に40~42℃のお湯を張り、しっかりと体を温めます。
この温かい湯船に3~5分浸かることで、体全体が温まり、血管が広がり、血行が促進されます。リラックスした状態で体をほぐしましょう。
次に、冷水シャワーを浴びます。シャワーで冷水を足元からゆっくりとかけ、全身を冷やしていきます。
最初は足元から少しずつ冷水をかけ、体全体にかけていきましょう。
冷水は30秒から1分程度が目安です。この冷水で血管が収縮し、シャワー後に再び血行が良くなります。
温かい湯で3~5分浸かり、冷水シャワーを30秒~1分浴びるというサイクルを、3~5セット行うことで、血流がさらに促進され、体全体の循環が良くなります。
温冷交代浴は、体への負担を最小限にしながら、心身をリフレッシュさせる効果があります。
冬のコールドシャワーは本当に安全?リスクと注意点

冬の寒い時期にコールドシャワーを取り入れることにより、体の引き締めや健康効果が期待できます。
しかし、冷たい水に触れることで体に与える影響は大きく、全ての人にとって完全に安全だとは限りません。
特に、初心者や体調に不安がある場合は、コールドシャワーの実践には十分な注意が必要です。
冬のコールドシャワーを安全に楽しむために、事前に知っておくべきポイントを確認しておきましょう。
こんな人は要注意
冬のコールドシャワーは健康に良い効果がありますが、特定の病歴がある方は注意が必要です。
以下の方々は、コールドシャワーを始める前に医師に相談することをおすすめします。
- 高血圧や心臓疾患: 冷水が急激に血圧を上げ、心臓に負担をかけることがあります。
- 糖尿病: 血糖値が不安定な時、冷水が体調を崩す原因になることがあります。
- 低血糖症: 冷水の刺激で血糖値が急変し、症状が悪化する可能性があります。
- 呼吸器疾患: 冷水で呼吸がしづらくなる場合があります。
- 体調が悪いとき: 風邪や体調不良時に冷水を浴びると、免疫が下がり症状が悪化することがあります。
無理せず、自分の体調に合わせて取り入れることが大切です。
冬のコールドシャワーで風邪をひかないためのポイント
冬のコールドシャワーを安全に行うためには、いくつかの注意点があります。
- シャワー後はすぐに体を温める: 冷水後は素早く暖かい服を着るなどして、体温を上げましょう。
- 室温が低すぎる場所では避ける: 極端に寒い場所でのシャワーは、低体温や風邪の原因になることがあります。
- 初心者はぬるま湯から試す: 初めての場合は、ぬるま湯で体を慣らし、徐々に冷水に切り替えると安全です。
これらを守れば、風邪をひくリスクを減らしながらコールドシャワーを楽しむことができます。
冬のコールドシャワーを続けるための習慣化のコツ

冬のコールドシャワーを習慣化するためには、無理なく始めることが大切です。
最初はぬるめの冷水から始めて、少しずつ体を慣らしていきましょう。
最初から冷たい水で挑戦するのではなく、徐々に冷水に慣れることで負担が少なくなります。
また、毎日でなくても大丈夫です!
週に数回から始めて、自分の体調に合わせて回数を増やしていくと良いでしょう。
さらに、サウナや温冷交代浴と組み合わせることで、冷水シャワーを浴びる前に体を温め、冷水との切り替えをスムーズに行えるので効果的に実践できます。
冬のコールドシャワー体験談
冬のコールドシャワーを実践した人のSNSには、コールドシャワーを実際にやってみたリアルな声がつぶやかれていました!
\多い口コミ/
- 最初は地獄のように辛いが、慣れるとスッキリ感がクセになる
- 朝の目覚めが劇的に良くなった
- 続けることで風邪をひかなくなった、寒さに強くなった
- 精神的にタフになった、心が鍛えられたと感じる体験談も複数あり
以下は、実際のSNSの書き込みです。
冬にコールドシャワーはアホだろって思ってましたが、4日間継続した結果むしろやるべき。
という結論に至りました。朝の寒さがなくなる。
早起きのチャンスになる。
頭キレッキレになる。「これに耐えた!」ということで自信もおまけについてきます。ぜひやりましょう。コールドシャワー
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鬱改善レポート
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コールドシャワー。ただでさえ寒い冬にコールドシャワーなんぞ正気ではない。そう思うだろうがこれが効果大。交感神経を活発化させる為鬱を軽減させる。脳の神経伝達物質も活性化されストレス解消にも効果がある。習慣にするとその他にも健康効果が沢山あるので是非おすすめしたい。
コールドシャワー毎日してたら毎冬恒例の風邪ひかなかったのに3日くらいサボってしまってお熱が出ている
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コールドシャワー偉大
今朝は1℃の浴室で久しぶりにコールドシャワーやったら寒いを通り越して痛くて草
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でもやっぱ保温効果は高いからやって良かったし、男の冬の朝1発目はコールドシャワーに限るわ。
体験談にもいくつか書かれているように、最初は冷たい水に驚き、特に冬の冷水シャワーは非常に厳しく感じられます。
しかし、徐々にその効果を実感するようになり、「スッキリ感」や「目覚めの良さ」にハマる人が多いのです。
最初の数回は寒さに耐えるのが辛いものの、体が冷水に慣れるにつれて、その冷たさが逆に心地よく感じられるようになります。
継続してコールドシャワーを実践することで、体温調節機能が鍛えられ寒さへの耐性が強化されたり、日々の疲れが取れやすくなるなど、日常生活への良い影響はたくさんあるということがわかりました。
このように、最初は辛くても続けることで多くの健康効果を実感でき、冬を乗り越える力をつけることができるのが冬のコールドシャワーの魅力です。
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